「このウジ虫め!」と言われると胸が痛い
なぜなら飲んじゃったから。
ここからの話は、お食事中の方・虫が苦手な方は避けたほうがよろしいでしょう。
いいですか?
警告はしましたよ!
ゴールデンウィーク最後の日曜日
翌日の仕事に備えて、ゆっくり夕寝をして目を覚ますとなにやらめまいがする。
もともと貧血気味で、ちょっと栄養が足りないとすぐにくらっとくる性質なので、ココアでも飲むべとふらふら立ち上がりました。
この時点では、寝起きなため意識はうすらぼんやりしている。
豆乳にココアパウダーを入れてレンジでチン。ぬるくていい塩梅じゃと婆さまのように背を丸めてちびちび飲み始める。
舌の上に小さな違和感を感じてはいた。
なんか粒が入ってる・・・。
コーンフレーク?とポジティブシンキングに思いつつ、ぼけっとした思考の端っこに
「もしや、虫では」という引っ掛かりが。
でも面倒くさかったので飲んじゃう。
まだ喉が渇いているわ、とさっきの感触がなんだったのかを確かめるためにも二杯目にトライ。
溶かしてチンして、今度はしげしげと表面に浮いているもの達を見つめると・・・やっぱり虫。
茶色い小さいのと、白い大きめの─これはウジ虫だ。
「ああー」
と深いため息を聞きつけて姉が「どうしたの?」とやって来た。
かくかくしかじかと説明しつつぷかぷか浮いている虫君を指でのける。
で、飲んだ。
「ええっ!!」
姉、絶叫。
「何で飲むの!?」
「喉が渇いてるから・・・ココアが欲しかったし」
「虫が浮いてたのに!?」
「タンパク質だから大丈夫」
姉、絶句。
それから「もう見たくもない」と残りのココアを捨てるよう命令される。
「もったいないなぁ」
と言うと、言葉にならない叫びをあげて反対するので、仕方なく廃棄する。
「あま~い粉に包まれて成長した虫だから、平気だよ。アフリカとかでは虫は重要なタンパク源だしさ、これならいつウルルン滞在記で奥地に行かされてもいいね!」
出演できるわけもないのに、ちょっとウキウキする私。
「・・・どこへでも行くといいわ」
姉はあきれて首を振るばかり。
お腹?もちろんなんともないです。夕食は二回食べた。
食べまくるわりにそれほど太らないのは、もしかしたら腹の中に虫たちの楽園があるのかもしんない。
と無理矢理美しくまとめてみる。いや、あんまり美しくはないな~。
ともかく、秘境に赴く準備がまた一つ整ったようだ。
虫を食べても平気な胃を手に入れた!(ドラクエの音楽を各自鳴らしてください)
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